大崎としあき 
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3つのテーママニフェスト

環境問題への取り組み

 

私が最初に市議会に立候補した動機の一つは地球環境の問題でした。近年の異常気象は明らかに地球温暖化の影響との認識が定着してきました。頻発する豪雨災害や巨大台風による災害の発生は、自治体にとって危機管理の最重要問題へと発展しています。今こそ大村市が取り組むべき具体的な対策・施策が大事になります。

私は温暖化の対策として画期的な提案をします。それは燃えるごみは燃やすという今までの概念を覆し、焼却炉を無くす取り組みです。家庭からでるごみは資源ごみ、不燃ごみ、そして可燃ごみの3種類に分別されてきました。しかし可燃ごみを燃やさない方法が先進的に始まっています。たとえば、燃えるごみを微生物の力で発酵させ、固形燃料にリサイクルするという技術です。これによってごみ焼却炉が不要となり、二酸化炭素の排出を抑制でき、さらに固形燃料は石炭の代替として使用されます。その他にも生ごみの堆肥化や可燃ごみの炭化によるリサイクルなど技術は進んできています。
日本全国に1, 870ヶ所もあるごみの焼却炉で毎日発生する二酸化炭素の量は莫大です。世界中にある焼却炉の3分の2が日本にあるという現実。さらに、市のごみ処理施設更新計画では環境センター建て替えに約132億円の建設費がかかると試算されています。
可燃ごみは燃やさないように新たな手法を取り入れ、二酸化炭素の排出を抑制し、温暖化防止につとめて参ります。

 


 

予防医療の推進

 

未来にとってもう一つ重要なテーマがございます。それは膨張する医療費の問題です。現在長崎県の人口は1年間に1万人ずつ減少していますが、人口減少により納税者が減る中で、高齢化は着実に進行し、医療費は増加の一途です。このままでは医療費の負担で財政はパンク状態を迎えます。
日本の医療費は年間43兆円と言われていますが、国民一人当たり年間約33万3千円になります。大村市9万5千人では医療費総額はなんと約318億円に上ります。なんとしてもこれを抑制する施策を講じなければなりません。
それが予防医療になります。予防医療を市の重要施策として掲げ、その推進に全力を尽くして参ります。
具体的な医療費抑制策としては、自ら健康に留意することが最も重要ですが、それには何らかのセルフチェックができる場が必要です。病院などの医療機関ではなく、基礎的な健康チェックを行える場(機関)を行政または民間で設置し、安価で診断できるシステムが構築できないか検討して参ります。なぜかと申しますと、今の
健康診断は病気診断(つまり病気を見つけ出す検査)となっており、それ自体が医療費として加算され医療費増加に拍車をかけているのではないかと考えるからです。私は、その部分を医療から切り離し、セルフチェックとして行える機関の設置を目指します。
同時に健康づくりに力を入れ市で取り組んでいるシルバーパワーアップ事業をさらに拡大し、プール等のスポーツ施設利用料金の値下げや健康体操クラブなどへの助成・支援に取り組むべきと考えます。健康で長生きできる社会を目指し、予防医療の啓蒙活動にしっかり取り組んで参ります。

 


 

大村湾を活かしたまちづくり

 

三つ目のテーマが「大村湾を活かした街づくり」であります。これは一つ目の環境問題にも関係する項目ですが、まちづくりとして具体的なテーマになります。私がこれまで最も力を注いできた事であり、これからも積極的に推進してまいります。
特にこれからの行政は連携が求められています。大村湾沿岸5市5町が「海フェスタ大村湾」などの取組みを通して連携し、共に発展することを目指すことができます。
それが、市が提案する大村湾地域経済圏構想です。大村湾を囲む市・町の人口は100万人であり、大村湾に浮かぶ長崎空港の乗降客数は300万人であることに着目し、これを一つの経済圏として捉え、共に協力・発展を目指すという構想です。私はこれに大賛成で、大いに推進していこうと考えています。
大村1市のみの発展を目指すのではなく、それぞれの市町の発展が全体の発展であるとし、大村市がこの牽引役をつとめていくように取り組みます。特に大村湾水産物の販売や商品開発などでの協力、またヨットやプレジャーボート、カヌーなどマリンスポーツなども推進して参ります。
また、馬場先海岸には「海の駅」を開設し大村湾観光や教育の拠点施設といたします。

 

 

新規ハード事業

 

1.森園公園を海浜公園として再整備

森園公園は再整備計画を作成したものの、予算を確保できないとして計画は凍結されています。現在、県が廃ガラスで海岸に浅場を造成したことで、これがインスタ映えするガラスの海岸として人気が出ています。これを機に海岸を含めて、森園公園を海浜公園として再整備していきたいと考えています。

 

 

2.馬場先海岸へ「海の駅」の開設大村湾科学館を設置

馬場先海岸は現在、県の管理でプレジャーボートやヨットの保留施設が整備されていますが、ここに「海の駅」をぜひ開設したいと考えています。今後マリンスポーツをもっと推進していくためにも「海の駅」の開設が求められています。同時に子どもたちへの海洋教育施設として「大村湾科学館」の併設を実現させたいと考えています。

 

3.第二空港大橋(箕島大橋)の建設

第二空港大橋を提案しています。昨年9月、台風によりタンカーが関西空港の連絡橋に衝突、連絡橋は通行止めとなり5, 000人が孤島に取り残された事故がありました。10月には広島県周防大橋に貨物船が衝突、橋は通行止めになり水道管の破損により9, 000世帯で断水が起きました。これらの事故は、当然、箕島大橋でも起こりうることです。また先般この橋の上で交通事故が発生しました。片側1車線のこの橋は完全にマヒ状態になってしまいました。めったに起きない事故ではありますが、空港への唯一の橋であり、これは空港ダイヤに大変な影響を及ぼします。
早急に県へ要望をあげ、第二空港大橋の建設を求める取り組みが必要です。

 

4.山田の滝の再整備

山田の滝の再整備、ぜひやりたいと思っています。山田の滝の周辺は大村市の風致地区に指定されています。にも拘わらず上流にある豚舎より、し尿が流れ込んだり、産業廃棄物の処分場ができたりしたため、誰も行けなくなった経緯があります。これは風致地区を守らなかった行政の怠慢だと思います。今はそれらの施設も無くなりましたので、ようやく整備に取り組めます。あとはしっかりと予算を付けることですので、議会としてしっかり取り組んで参ります。

 

5.文化ホールの建設

県立図書館の誘致のために大村市民会館は取り壊わされ、県立・市立一体型図書館が完成間近です。しかし、市民会館がなくていいわけがありません。多くの市民からの請願を受けて議会は文化ホールを求める請願を決議いたしました。しかし、市としてはまだ結論が出せない状況です。私は1,500人規模の文化ホールを新幹線新駅周辺に建設し、新幹線を使って市民ホールへやってくるお客様も増える相乗効果を考えます。

 

 

新規ソフト事業

 

1.世界で最も美しい湾クラブへの登録
私は大村湾を「世界で最も美しい湾クラブ」に登録申請したいと思っています。大村湾は十分にそれに相応しい素晴らしい湾であることに間違いありません。この湾クラブはフランスに本部をくNGOで、ユネスコの後援をうけています。フランスのモン・サン=ミシェル湾やベトナムのハロン湾など世界遺産にも登録されている湾や、日本では松島湾、富山湾、駿河湾、宮津湾、九十九島湾の5湾が登録されています。

2.長崎空港の愛称を「長崎おおむら湾空港」とする
長崎空港は大村湾に浮かぶ世界初の海上空港です。この世界初を活かし、長崎おおむら湾空港とすれば空港の愛称として最も相応しいと思います。大村市のシティプロモーションに大きく寄与するものとなります。早急に県へ要望すべきと考えます。

3.スポーツコンベンションの推進

交通の要衝である大村市はスポーツの県大会などを開催するのに最適な地理的要因をもっています。大村市に人を呼び、観光にも繋がる大事な施策となります。早急にスポーツ施設の整備を進めましょう。一つは総合運動公園でありますが、なんとしても2期事業までは完了を目指しましょう。それとVファーレンからのサッカー施設の要請もチャンスと捉えて検討してまいります。

4.キリシタン史跡観光の推進

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産が世界遺産に登録されたことにより、キリシタン関連の史跡等に注目が集まっています。大村が最初のキリシタン大名を輩出し、そこから潜伏キリシタンへと広がったにも拘わらず大村は世界遺産から外されました。しかし、韓国からの巡礼ツアーなどが徐々に始まりつつあります。しっかり史跡観光に繋がるよう推進して参ります。


5.アジア国際戦略の推進

2020年のオリンピックを目前にして、日本を訪れる外国人観光客は3, 000万人を超えたようです。特にアジアからの観光客が多いのですが、大村市として今後アジアのどこと関係づくりをしていくかが重要です。私はベトナムをあげたいと思います。ベトナム人の勤勉な性格や、日宋貿易の時代(室町時代)からの長崎との交
流の歴史を考えると、ぜひベトナムとの友好関係を築いていきたいと考えます。

 

 

現在進行中の事業

 

1.乾馬場線の歩道拡幅整備事(平成28年度~31年度まで

乾馬場・古町商店会から5年越しで要望が上がっておりました乾馬場線の歩道整備に関して、防衛省の補助事業として整備が始まりました。広がった歩道には自転車通行帯ができ、安全でスッキリとした歩道となっています。

 

 

 

 

 

 

2.杭出津・本小路線道路整備事業(平成29年度~31年度まで)

辻田町から昭和通りにかけての道路は路幅が狭いうえに両側に電柱・電話柱がせり出し近年交通量が増えたため、歩行者には大変危険な道路でした。安全確保のために整備が始まりましたが、現状は電柱の片側寄せが完了し、まもなく路面舗装工事が開始される状況です。

 

 

 

 

 

3.下水道高度処理施設整備第1期事業(平成29年度~31年度)

大村湾に放流する下水道処理水は、県の排水基準には適合していましたが、私はさらなる高度処理の必要性を訴えて参りました。ようやく国の認可を受けて29年4月、第1期の高度処理施設建設に着手し31年度中に、まず8, 000トンの処理が可能となります。今後は残り6系列の改造工事を平成52年までの計画で全体事業(総事業費39億3千万円)が計画されています。

 

~これまでの軌跡~ 実現したこと

 

1.水道水源保護条例の制定(平成19年2月19日施行)

萱瀬地区に産業廃棄物最終処分場が申請された折、郡川や水道水が汚染される懸念がありました。これをなんとしても止めたいと「水道水源保護条例」を議員発議で制定しました。このような一般条例を議員発議で制定したのは県内でも初めての事でありました。

 

 

2.手話言語条例の制定(平成30年1月1日施行)

平成27年9月議会に於いて手話言語条例を求める一般質問を行いました。手話は長い間言語として認められ
ずに近年まできておりましたが、ようやく平成29年12月議会に於いて手話言語条例が可決されました。

 

 

 

 

3.森園海岸への浅場造成事業の完成(平成29年3月31日完了)

長崎県が平成25年度に策定した大村湾活性化行動計画に、海岸線に浅場を造成し二枚貝等を発生させ水質の改善を図る取り組みがなされることになりました。私は大村市が手を挙げて森園海岸で実証するよう提案し、1haのガラスの砂浜ができました。

 

 

4.市営テニスコートのリニューアル(平成28年4月供用開始)

市営テニスコートは4面しかなく、土のコートであったため、水はけも悪く雨天の日や翌日は利用できない状態でした。私は人工芝コートを要望して参りましたが、ようやく人工芝コートへの改修が完了しました。なお総
合運動公園には14面のテニスコートの新設計画が進行中ですが、平成31年度中に6面は完成する予定です。

 

 

5.大村公園の園庭路面整備完成(平成28年度整備完了)

大村公園は桜や花しょうぶの時期に多くの観光客が訪れていますが、園庭路面は舗装されておらず、梅雨の時期と重なると足元が悪く、物産協会の出店等も休まざるをえない状況でありました。27年6月議会でこの件を取り上げ、28年には整備が完了しました。

 

 



大崎 としあき

「真の優しさ」を市政に

「優しいだけでは生きていけない。しかし、優しくなけ れば生きてる値打ちがない。」これは、私が大好きな 言葉です。苛烈な競争が格差を広げ、市民の中には 苦しい生活を余儀なくされている方もいます。市民の 声に耳を傾け、弱い者の立場に立った姿勢が必要 です。私、大崎敏明は「真の優しさ」を市政の基本と する政治を行って参ります。5期目にむけて、皆さま のご支援をよろしくお願い致します。

プロフィール

□ 昭和28年6月26日生まれ(現在65歳)

□ 中央小・西大村中・大村高校卒業

□ 東京理科大学理学部入学(中退)

□ 学習塾を開き供たちの教育に携わる

議 員 歴

平成15年 市議会議員選挙 初当選

以来 4期連続当選

総務文教委員会 委員長

厚生委員会 委員長

大村市監査委員 第37代 議会副議長

現在の役職

大村湾沿岸議員連盟 事務局長

大村市テニス協会 会長

大崎としあき後援会事務所

〒856-0828 大村市杭出津3丁目357-1  

TEL/FAX 0957-53-8911  携帯 090-7443-4036