繋がり・・

田舎で育った私は、お盆やお正月が来るをウキウキ楽しみに待っていました。

本家だった我が家には盆と正月には３０人程の親戚が一同に集まりワイワイガヤガヤ夜がくるまで過ごしたものです。

お小遣いをもらうのも嬉しかったけど、みんなが集まり一緒に食事をし笑って過ごしたあの時間は、

今となってはかけがえのない時間でした。

いつからでしょう。

飲酒運転の取り締まりや罰則が厳しくなり、次第に親戚の集まりはやめようということになりました。

その頃から子供の頃仲良く遊んでいた親戚も何処となくよそよそしくなり、みんな今を生きていくのが大変そうで、

親戚とは名ばかり他人のようになってしまいました。

「他人」ならまだしも、世代間の考えの違いやボタンの掛け違いで絶交する人たちもいて、その周りを囲う親戚も気を遣い、

そしていつの間にかみんな疎遠になっていく・・という寂しい状況になってしまいました。

あの盆、正月の親戚の集まりは、「何があっても仲間。共に生きていこうね」と確かめ合う時間だったんだとと思います。

それがなくなった今、こうなるのも仕方ないのかもしれません。

世間を見ると、親族間、兄弟間、親子間で殺し合いさえあるくらいですからね。

最近、ある人がこんなことを言ってました。

「今は血縁の家族が離れ離れになり、血のつながってない者同士が本当の家族になる時代」と・・

これを聞いたとき、妙に納得してしまいました。

もし、神意が働いて日本中でこんな状況が起こっているのなら、

「血を超えて」繋がり、家族（コミュニティ）になるレッスンなのかもしれません。

これは一見、自分の気の合う人、意見の合う人とだけ繋がっていくお気楽なレッスンに見えますが、

真の「自立」が問われるレッスンです。

そして、人としての魅力（＝徳）が問われるレッスンなのです。

血の繋がりがない分、過ぎた甘えは通用しません。

小さい者、弱い者も家族（コミュニティ）に貢献する必要があります。

反対にいうと、

これからの時代、真に「自立」できない人、「徳」のない人にとっては益々孤独な時代になるでしょう。

では「自立する」ってどんなことでしょう？「徳」ってなんでしょう？

それは今からそうなるものでも、今から身に着けるものでもありません。

すでに貴方の中に備わっています。

自らコミュニティに貢献するための力（真の自立心）と徳（魅力）は生まれた時からみんな標準装備で備わっています。

TRT心理セラピー養成講座では、心の仕組みを学び、（自己・他社両方への）カウンセリング能力を鍛えることで、

本来自分に備わっている力で、自分も他人も真に幸せになる仕組みと方法をお伝えします。

修了後にはプロのカウンセラーとしてご活躍できる場もあります。

これからの時代、人と繋がり温かく豊かな人間関係を築くにはある程度のスキルと知恵が必要です。

ご一緒に学び、真の仲間になれる方をワクワクしながら待っています。

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